珠里の記録6~お願いとタバコ~

小説

電車に乗ると珠里を椅子に座らせて自分も隣に座る。

激しい調教に疲れたのか、肩に頭をのせてスヤスヤと眠り出す珠里。

こうゆうシチュエーション、普通のカップルだったら良かったんだけどなと考えてしまう。

身体を預けて眠る寝顔は愛らしかった。

ほんの昨日まではまともに話をする事もなかった二人が今こうしているなんて不思議だ。

しかし、優雅の心の奥底にはコンビニの駐輪場で生意気な態度を取った珠里を許せない自分がいる。

寝顔を見ながら可愛いと憎たらしいの気持ちを抱く。

このまま自分の性奴隷として立派に育てる事が優雅の気持ちを癒す術だろう。

たった2駅の移動だ、再び優雅達の住む町に戻る。

電車が着くと珠里は「はっ」とした表情をして起きると、

「ごめんなさい。」

と優雅に謝る。

優雅は珠里の手を握ると電車から降りて駅から出る。

女の子と手を繋ぐなんて初めての事だったが、心無しか嬉しいという気持ちは薄かった。

これが彼女なら違ったのかなと思う優雅。

「あのぅ、今日はもう夜遅いのでそろそろ。」

珠里は疲れているのかもう帰りたそうにしている。

「俺の家に鞄とか置きっぱなしだろう。一旦俺んちに帰ってからだな。」

そう言うと珠里は仕方なさそうに了承して歩き出す。

「俺の前を歩け。」

少し驚いた顔をした珠里だが、頷き優雅の前を歩く。

そして、優雅はその直ぐ後ろを歩きながら自分の家を目指した。

前を歩いている珠里は時折後ろを振り返っては優雅の事を確認する。

まるで犬の散歩だなと思う優雅。

実際は、後ろから何かいきなり変な事をされるんじゃないかと怯えながら歩いているだけの珠里だがそんな事優雅には関係なかった。

アパートに着くと玄関で珠里は立ち止まる。

「どうしたんだ?中に入れよ。」

ここに着てまだ許して下さいとか駄々をこねるのかとうんざりする。

しかし、珠里は恥ずかしそうにしながら、

「ち、乳首が。ちょっと確認してもいいですか?」

と言ってくる。

そういえば、ガムテープを剥がしてから、ずっと擦れていたのを我慢していたのか。

もじもじとしている珠里を見ると優雅も興奮してしまう。

「どれ、俺が見てやる。」

そう言いながら玄関まで戻るとワンピースの裾を掴み首のあたりまで一気に捲りあげる。

裸を晒しながら捲られたワンピースに手と顔を包ませる。

左乳首は部屋の明かりで見ると赤黒くなっているのがわかる。

ろくな手当もせずに外で散々擦ったんだこんな状態にもなるだろう。

優雅は少し消毒してやるかと思い、裾を下ろそうと思ったが、今の珠里の姿を見て止めた。

玄関先でワンピースを首まで捲られてる珠里の姿がたまらなく滑稽でエロかったからだ。

腕と顔を自分の服で包まれてる珠里は足だけをひたすらにもじもじとさせて、この時が終わるのを待っているようだ。

しかし、そんな姿を楽しみたくなった優雅はそのままの状態でワンピースの裾をおもむろに結び始める。

「ぎゅっ」と締めた頃にようやく気付いたのか、珠里は「ぇ?」と間抜けな声を上げて声を失っているようだ。

それは巾着縛りという状態だった。

「ぇ、いやっ。」

そう言いながらモゾモゾとなんとか脱出しようと抵抗するので優雅は近くにあったガムテープを更に上からグルグルと巻き付けては腕ごときつく拘束する。

首から下が丸裸の少女が腕を上げて玄関でもぞもぞと暴れている。

「ぇ、いや、やめて。」

「ねぇ、ちょっとやめてっ!」

「やだっ!こんなの嫌だっ!」

次第に声を荒げ始める珠里。

すると、優雅は扉を「ガチャッ」とわざとらしく音を立てて開ける。

「ぇ、ちょっと。ぇ。」

誰かに見られると思ったのか声を潜める珠里。

「いいか、大きな声出したらこのまま外に放りだすからな。」

「………」

無言はわかりましたという意味だろう。

しかし、優雅は左の乳首ピアスを引っ張りながら、

「返事は?」

と問う。

すると、少し涙声で、

「わかりました。」

と聞こえた。

「よし、じゃぁ、こっちに付いてこい。」

優雅はそう言うと、奥に行きベッドの上に座る。

珠里は「はい。」と返事をするとそのままの状態でよろよろと足で前を確認しながら歩く。

「がっ」

「いたっ。」

サイドテーブルに足を打ち付けたようだ。

打つかなぁと期待していた優雅は思うように足をうちつけた珠里を笑う。

「ちゃんと足元見て歩けよ~。」

「………、はい。」

珠里の諦めたような返事が聞こえる。

ベッドに座る優雅の前に珠里がフルフルと身体を震わせながら立っている。

抵抗する術は何もなくただ裸のままに優雅の命令を待つ。

優雅は決めていたのだ。

今日、童貞を捨てると。

そして、それは珠里の処女を奪う事でもあった。

その事を珠里に伝える。

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「なぁ、珠里。実はな、俺は童貞なんだ。」

震えていた身体が一瞬止まる。経験のない男を馬鹿にして何か言ってくるだろうか。

だが、珠里の反応は違った。

「そ、そうなんですか、私も処女なので。」

なので、何だと言うのか、そのまま黙り込む珠里。

「なあ、童貞と処女だからって甘いSEXで卒業できると思ってるのか?」

「パンっ。」

「はんっ☆♡」

優雅は珠里のまんこに縦にしたティッシュの箱を当てる。

「そ、そんな、優しくして欲しいです。」

「図々しい奴だなぁ、昨日は散々生意気な事言って俺の事を振ったくせによく言うよ。」

「ばんっ」

「う、ん♡」

「お前は俺の奴隷になってるんだ。人様の扱いがされるなんて思うんじゃない。」

「ばんっ」「ばんっ!」

「アッアッアハッ☆」

「返事はぁ?」

「ばんっ!」「ばんっ!」

「あっ、はん、はい♡」

「そんな人間じゃないお前の処女を俺が貰ってやるって言ってるんだ。お願いくらいしたらどうなんだ?」

「バンッッ!!」

次第に叩く勢いが強くなり、珠里のまんこは紅くなり出している。

そして、「カチリ」と音がすると優雅はタバコに火を点けた。

音に敏感に反応して震える珠里が面白い。

「ふーーっ」

「それで今日はどうだったんだ?」

「………、けほっけほっ。」

巾着の中にタバコの煙が入ったのだろう、咳込む珠里。

「ど、どうだったって。」

「乳首ピアスはどうだった?」

「……。こ、こんなの恥ずかしいです。それに痛いです。」

「奴隷なんだ恥ずかしい格好になるのは当たり前だろ?それに痛い罰を受けるのもな。」

「………。」

「返事は?」

「はい。」

巾着の中の顔はどんな顔をしているのだろう。覗き込みたい衝動を抑えて優雅は続ける。

「電流はどうだった?えらいライターの音に敏感になったじゃないか。」

「うっあっ、えと、電流は恥ずかしい所に当てられると、そのビクンとしてしまって、その。」

「何だ?気持ち良かったんだろ?」

少し間を置いて、

「はい。」

と、答える珠里。

タバコも残り半分だ。

「エロガキ達に見られてどうだった?」

「あ、あれは、あんな事恥ずかしい。」

身体をくねらせる珠里の股間は叩かれたからか思い出してるのかヌメヌメと愛液が表面を覆っている。

「恥ずかしい事させられて感じてたんだろ?」

「ぱんっ!」「ぱんっっ!!」

今回は手で強めにまんこを叩く。

「あっ☆」「うんっ♡」

甘ったるい鳴き声と合わせて優雅の手に愛液が付く。

「恥ずかしい事させられてデカい声出して、潮吹いて感じてたんだろ?」

「……。はい。感じてました。」

渋々と感じてた事を認める珠里。

「今はどうだ?首から下はスッポンポンで拘束されて、まんこ叩かれて愛液流して。」

「興奮してるんだろ?」

「はい。」

自分の恥ずかしい姿、感情を優雅によって肯定させられていく珠里にはもう女としての建前や尊厳は無くなっていた。

「ふーーーーーっ」

タバコも残り僅かだ。

「お前は俺の性奴隷だろ?痛い事、恥ずかしい事、気持ちいい事されて喜ぶ変態だよな?」

そう言い、珠里のまんこを指先で雑に愛撫する。

「あっ♡んっ♡あんっ♡♡」

「どうなんだ?こっちは質問してるんだ。」

「お前は性奴隷で変態なんだろ?」

クリトリスの表面を優しくなでては起ち上げるかのように摘まむ。

「はぃぃい☆珠里は性奴隷で変態ですぅぅうう☠♡☠♡」

「よし、わかればいいんだ。」

「それで?これからそんなお前の処女をご主人様が奪ってやるって言ってるんだ。」

「お願いはどうした?」

「ふーーーーーっ」

タバコはもう吸い終えたのだろう火がポツポツと残るだけだ。

そんなタバコを右手に持ち珠里の左足太ももに近づける優雅。

「……。おね、お願いします。」

観念したのか自ら処女喪失を頼みだす珠里。

「はぁ?何をだ?」

こんなんじゃ許せない。

「うぅぅ。お願いしますっ。」

「だから、何を?」

腕を上げたまま顔の見えない状態で拘束された珠里はそのままの姿勢で腰を曲げると、こう言って叫んだ。

「珠里の処女を奪ってくださいっ☆!ご主人様っ!!」

優雅は珠里には嫌々やっているように辱めを与えながらも好きにできる事に喜ぶ。

そして、ゆっくり立ち上がりながらタバコの先端を珠里の左太ももにザッと当てて完全に火を消す。

そんな動きなど見えていなかった珠里は心の準備もできずにいきなり走る太ももへの熱さに、

「うきょおあ゛あ゛あ゛あ゛―――――っ☠☠☠♡」

と変な鳴き声を上げだし、身体を大きくくねらす。

そして、珠里の反応に満足して立ち上がった優雅は自身のちんこも起ち上げた状態で、

「仕方ねぇな。」

と面倒臭そうに言った。

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